目標を持とうが持たまいが、人生に苦難はつきもの。となると目標を持った方が楽しく生きられるのでは?

簡単そうな道も、楽々行けるわけではない

渡部昇一 上智大学名誉教授

一見難しそうな目標をもっても実はそこへの到達はそれほど困難というわけではなく、逆に簡単そうな道も楽々行けるわけではない

著書『自分の品格』より

平凡な人生、平凡なサラリーマンとして生きるのも、それはそれで大変なものです。会社では、仕事がつまらなければ、毎日そのつまらないことをし続けて生きていかなければならないわけだし、仕事に張りがあれば、そういう職場ではそれ相応のプレッシャーを受けながら働くわけだし。

社会の一般的な価値観から外れたようなことは決して行えないので、常に自分の心ではなく「みんなはどういう風に考えるか」「みんなはどうしているか」を意識し続けなければなりません。家の中が平和で温かい、という家庭を築ければラッキーだけれども、近年の離婚率の高さを鑑みてみればそんな理想的な家庭を平凡なサラリーマンが築ける確率はかなり低いと言わざるをえないのも現実だと思います。

社会の中ではストレスにさらされ、家庭の中でも大なり小なり問題を抱え、そんな人生を、はたして「楽だ」と言えるでしょうか。十分に苦労の多い人生だと言えるんじゃないでしょうか。

一見難しそうな目標を持って歩んでいくのも、簡単そうに見える平凡な道を行くのも、どちらも結局、生きている以上はいろんな苦労がある。そう思うと、ならばせっかくの人生、もっとやりたいことを積極的にやっていこう、という風に思えてきます。

 

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