希代のコンサルタントが語る、事業成功の要諦

事業成功の要諦

もう何年も前に購入した書籍ですが、当時書店で『打つ手は無限』というタイトルを見ただけで、すぐにそのままレジに向かった記憶があります。「ジャケ買い」ならぬ「タイトル買い」しましたが、“当たり”でした。(当時は著者のことを知らなかった)

特に忘れたくない要点をまとめて、紹介します。

牟田学 著『打つ手は無限』から要約

  • 事業を成功させる具体的な考え方の中で、大事なのは、
    生涯を懸けて何をやるかを決めることである
  • 事業家であれば、繁栄や繁盛の大部分が「好き嫌い」で決まることを
    知っていなければならない。
    消費構造がなぜ変化するか、価値観がなぜ急激に変わるかは、人々の好みの変化である
  • 事業の安定とは、同じお客様が3年でも5年でも10年でも、繰り返し買ってくれる状態を言う
  • 人間の能力には知性・感性・霊性があるが、問題なのは、知性を勉強するあまり、
    感性が乏しくなったり野生の霊性が失われてしまったりすることである。
    物事の本質をつかむ判断や、ピンと来るとか、
    何となく危ないと判断できる野生のひらめきは、霊性による
  • さまざまな新事業や新商品の開発現場に立ち会って、
    その成功のほとんどの場面で感じることがある。
    それは、最終決定を会議に頼ってはいけないということ。
    ヒットを生み出すには、寝ても覚めても一つのことを考え続ける一人の狂人をつくり出し、
    その狂人の直観を信頼する
  • 事業は、大きいだけではかえって弱くなって生き残っていけない。
    しかし質が高いだけでは社会的地位が低かったり面白味に欠けて生き残れないことが起こる


「一人の狂人をつくり出す」という方法は、これからの時代は個々人すべての人にとっても重要な考え方なのではないかと、私は感じています。

「雇用」という概念が大きく変化していき、いずれは今よりはるかに「チームで」とか「プロジェクト単位で」その都度必要な人間が集まって事を為すような、そういう形の働き方が増えていくことと思います。

そしてそうなった時、求められるのは従来のような処理能力ではなく、何らかの分野における専門知識であったり、独自の世界観であったり、独特のつながり・人間関係であったり、ということになってくることが予想できます。

すると、人はとにかく、何の分野でも構わないから自分の夢中になれるものに素直に夢中になり、その分野で独自の立ち位置を獲得すること。そういうことを考えていかないと、「あなたは何ができるの?」ということになってしまうのではないかと、思います。

 

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