イノベーションは多様性の維持と失敗を許す環境から生まれる

多様性の維持と失敗を許す環境

窪田 良 アキュセラCEO

多様性の維持と失敗を許す環境、この二つは非常に重要だと思います。

どうしても専門性が高まれば高まるほど、人は過去の経験だけに基づいて判断してしまいます。それだと、イノベーションは思いつきにくい。だから、多様性のあるチームをつくり、専門外の人が積極的に意見を言うことによって、多くの場合は確かに無駄な議論だけれども、ごく稀にキラッと光るイノベーションがそこに生まれてくる。

月刊誌『致知』2014年7月号より

一個人の発想においても同じことが言えるのではないでしょうか。全く専門外のことに触れずにいてはイノベーションが生まれるだけの発想は出ようがないと思います。趣味であれ、人間関係の幅( ≠ 数)であれ、日常の中で触れるものの多様性を排除してしまっては、機械的な処理能力は高まれど、人間的な発想力は乏しくなっていく一方なように思います。

その違いは、何かを発明するなどといった大きな話だけに限ったことではなく、何気ない日常会話の面白さであったり、その人が書くブログ記事の面白さであったり、といったことにも違いをもたらす、その一つの要因になっているのではないでしょうか。

「必要なもの」だけで固めてはイノベーションは生まれない。イノベーションが生まれないということは、いずれ衰退していくことは必定。

「あえて少しのムダを取り入れる(許容する)」という姿勢は安定や成長のために欠かせないもの、ではないでしょうか。

 

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