詐欺やカルトに騙され洗脳される理由

騙される理由

なぜ、騙される人があとを絶たないのか?
人間社会におけるその“ナゾ”を理解するのに参考になりそうな部分がありましたので、紹介します。

橘玲 著『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』から要約

  • 詐欺師やカルト宗教家は、被害者を魔法のように洗脳するわけではない。
    ちょっとした話術やトリックで「もしかしたら本当かも」と思わせるだけ。
    それだけで、あとは被害者自身が勝手に自分で自分を洗脳して、
    後戻りのできない状態へと自分を追い込んでいく
  • いったん騙されると、今度は自己正当化の圧力が自分から加えられる。
    だから障害の多い恋ほど燃え、明らかに怪しい話ほど夢中になってしまう
  • 「うまい儲け話」に人が簡単に引っかかるのは、
    「特別な自分には特別な出来事が起きて当たり前」と、心のどこかで思っているから。
    だから他人が騙された話は鼻で笑っても、
    自分に同じ「幸運」がやってくるとあっさり信じてしまう
  • 人はみな、自分が特別だと思っている。誰もその錯覚からは逃れられない。
    なぜなら、他人は地球上に何十億人といるが、自分はたった一人しかいないから。
    そのリアリティの差は圧倒的。
    だからどんな人にとっても地球は「自分を中心に回っている」
  • 人間関係を築き維持していくことに長けている社会的な知性の高い人は、
    他人をまず信用する。
    騙される人とそうでない人の違いは、他人を信用するか否かではなく、社会常識の有無


「もしかしたら本当かも」と思い始めてしまった人を引き止めるのは、かなり難しいです。なぜ難しいかと言えばそれは「本人がそれを信じたがっているから」です。

そしてそう考えると、騙される理由は上記要約にある「社会常識の有無」に加えて、「信じたがる、心の弱さ」も理由の一つとして挙げられそうです。

 

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