アベノミクスの成長戦略が目指すもの

アベノミクスの成長戦略

アベノミクスの、個別具体的な話ではなく、大きな方向性について。
池上彰さんの著書から要点をまとめ、紹介します。

池上彰 著『日本の決断』から要約

  • アベノミクスは、うまくいけばデフレから脱却できるかもしれないけれど、
    失敗すれば金利が急騰し、新たなるギリシャになりかねない「壮大な実験」
  • リスクを承知で消費増税を決めた決定的な理由は、
    借金を減らすことでも社会保障の充実でもない。
    財政再建を本気でやる気があることを国際社会に示し、日本国債の金利上昇を抑えるため
  • 今の世界経済は、FRB(米連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)と
    日銀の大胆な金融緩和によって支えられている
  • 金融緩和の難しさは、一旦開いた蛇口をいつ、どのように閉めるかの判断。
    金融緩和をずっと続ければ悪性のインフレを引き起こしてしまう
  • アベノミクスについて、安部首相自身はこう語っている。
    『分配政策から、成長と富の創出の好循環へと政治哲学を転換する』
    その意味は「分配=社会福祉」に重点を置く政策から
    「経済=競争」に重点を置く政策へと転換するということ
  • 古い産業から新しい産業へと産業構造を変える、
    つまり構造改革こそがアベノミクスの成長戦略。
    ただ、既得権益に切り込むことは容易ではない
  • 産業構造が大きく変われば、いままでの
    「雇用」や「正社員」の概念も変わってくるかもしれない


「雇用」や「正社員」の概念も変わってくるかもしれない。
これはなかなかインパクトのある話です。

とはいえ実は、個人的にはそういう方向への社会の変化は必至なものだと考えています。
このサイトのドメイン「My Va1ue.com」というのも、「My Value=私の価値」という意味で考えたドメインです。(My Value.com は取得できなかったので、l を数字の1にしました)

現在の「雇用」や「正社員」の概念のような「力のある者に食わしてもらう」ような働き方は、割合としてはどんどん減っていくんじゃないかと、予想しています。
「私はこれができます」「これが得意です」「この世界に精通しています」という人たちが寄り集まって事業運営していく。そういう、誰もが「自分の社会的な価値」を意識せざるを得ないような社会に、少しづつ変化していくのではないかと、そんな風に思います。

 

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