人を惹きつける力がある人の特徴 – 会うたびに「新しい」人には、また会いたくなる

人を惹きつける力

友人知人が会いたがって連絡をかけてくるような、または古くからの友人との関係がいくつになっても切れないような、そういう「人を惹きつける力」「人の心をつかむ力」がある人には、どんな特徴があるのか。

“モタさん”の愛称で親しまれた精神科医の斎藤茂太さんの著書に、参考になる話がありましたので、紹介します。

斎藤茂太 著『なぜか「人の心をつかむ人」の共通点』から要約

「常に新しい人」にはまた会いたくなる

  • いつも「新しさ」のある人は、人の心を惹きつける。
    会っても昔ばなし以上のものが出てこないようだと、魅力に欠ける。
    人は常に何らかの刺激を求め、新しい学びを欲している。
    会うたびに何かが「新しい」人は、こちらの日常に小さな刺激を与えてくれる。
    だからそういう人には、また会いたくなる

社会人になると、仕事の話ができる相手以外とは疎遠になりがちなものですが、それにはこの「新しさ」が関係しているのかもしれませんね。仕事の話ができる相手であれば、仕事は常に現在進行形で進んでいるのですから、いくらでも常に「新しい話」ができますが、そうでなければなかなか、共通の話題で、しかも昔話にならないような新しい話題は、そうポンポンとは出てこないと思います。

でもそこはさすがモタさん。次のような有益なアドバイスをくれています。

つまらないのはネタではなく語り方。語り方がつまらないから、話がつまらなくなる

  • 「新しさ」とは要するに「近況を楽しく語れる会話力」に拠るところが大きい。
    現実的な話として、「いつも新しさのある人」になることは難しい。
    となると、問題は「なぜかこの人が語ると何でも面白く感じてしまう」という会話力

まあこちらもハードルが高いと言えば高いのですが。それでも「常に新しい話題を振りまこう」なんてことを考えるよりははるかに現実的。

会話力という言葉を聞くと、私の場合すぐ思い浮かべるのは…芸人の宮川大輔さん。あとは千原ジュニアさんですかね。参考にしたい人がいるのはラッキーなので、これからは注意して観察していきたいと思います。

(この会話力というのはブログの記事においても同じなんですよね、きっと。もっと読んでいて面白味を感じられるような語り方ができるよう、精進しなければと、これを書きながら思いました)

鉄則 −「まず自分が楽しむ」

  • 人を惹きつけるには、まず自分が自分の人生を楽しむ。
    どんなに平凡な日常にも、必ず、少し見方を変えるだけで
    「他人には絶対に味わうことのできない、自分だけの人生の物語」が存在している。
    そんな日常の些事を、まず自分が楽しむ。
    そうすることでそれは「人を惹きつける魅力的な物語」へと昇華する
  • 「好きでやっていること」の多い人は、気持ちがいい。
    好きな仕事をし、好きな趣味を持ち、好きな人と会って好きな酒を飲み、…。
    「こうしなきゃ」ではなく「好きだからこうしている」が多い人に会うのは、
    気持ちがいいし、心惹かれる

ネタの面白さで勝負するならともかく、日常会話をより楽しいものにしたいという場合は、まずそのネタ元となる日常を自分自身が楽しんでいなければ、話にならないでしょう。楽しんで暮らしている日常を楽しげに語ればこそ、なんてことない近況報告ですらも「なんだか楽しい話」に昇華できるのではないかと思います。

「好きでやっていることの多い人は気持ちがいい」というのも、やはり実感として感じます。たとえば儲かるからと嫌々事業を行っているような人は、どうしても皆一様に「どや感」みたいなものが感じられてしまいます。「おれすごいだろ、どや!?」みたいな。そういう、目に見えない“圧”のようなものを感じると、どうしても「用が無ければあまり会いたくない相手」になってしまいます。

ナメられまいと頑張っている感じとか、自分より“下”だと思う相手には明確に態度が変化する感じとか。そんな「生きづらい人生を生きています感」が前面に出てしまっている人との会話は、やはりどうしたってネタありき。おもしろいネタが無ければ日常会話だけじゃ到底場が持たないように感じます。

ということで、人にいつも刺激を与えられる、近況報告ですら楽しい話に昇華できるような会話力を、身に付けられるよう精進していきたいものです。

ではまた。

 

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