iPhoneの充電池性能を劣化させてしまう、やってはいけない2つのこと

iPhoneの充電池性能を劣化

ちょっと仰々しいタイトルにしてみましたが、ガラケーのように「電池パック」という概念がないスマホにおいては、誰だってなるべく充電池の性能を良い状態で保ちたいですよね。1年後でも2年後でも、買った当初の電池性能に比べてマイナス10%ぐらいの性能を保ってくれていたら、長いこと使い続けられていいですもんね。

ということで、iPhoneで使われているリチウムイオン電池についてちょっとお勉強してみて、ポイントは2つしかないということが分かったので、記事にしてみます。

リチウムイオン電池の容量劣化を招く、2つのこと

iPhoneに限らず、今どきのノートパソコンやその他ガジェット類で使われている充電池はおおよそすべて、リチウムイオン電池というものが使われているそうです。それだけ普及するからには、それなりに優れた点があるのでしょう。

でもどうでしょう。スマホに限らず、たとえばノートパソコンなんかは特に、誰もが「すぐにバッテリー性能が落ちる」と感じているのではないでしょうか。私が持っているノートパソコンのバッテリーなんかは、ほんとに全然使えません。手元にある2台のノートパソコンは今、両方とも、バッテリーだけで使用したら恐らく15分も持たないような状態です。

で、本来なら10時間ぐらいは持つとスペック表に書かれているノートパソコンの充電池がわずか15分しか持たなくて、でもそのノートパソコンで使われている充電池と、スマホで使われている充電池が同じタイプの電池だということは、…使い方を間違えばスマホの電池性能もノートパソコンのそれと同じように「全然使えない」というレベルにまで落ちてしまいかねないということになります。(実際に若い子の使っているスマホの中にはそういうのがあります。午前中すら持たないとか)

それは恐ろしいことです。まさかスマホをコンセント差し込みながら使うわけにはいかないので。
ということで、リチウムイオン電池との付き合い方において「やってはいけないこと」が、調べているうちに分かったので、参考にしてみてください。

1.満充電に近い状態で保存していると劣化する

たった2つのタブーのうち1つ目のタブーは「満充電での保存」です。これは結構意外に感じるんじゃないでしょうか。まさか充電量の多寡が電池性能に影響を与えるなんて、知らなければ意外だと思います。

つまり、「いつも充電いっぱいにしておきたい」は劣化させる原因になってしまうということです。充電のことばかり気にかけているような人のスマホほどよく電池性能が顕著に劣化しているような印象を受けるのは、恐らくこのためだったんですね。

リチウムイオン電池は「継ぎ足し充電」に強いらしいので、ある程度の年齢以上の人の多くが経験則的に感じている「継ぎ足し充電ばかりしていると充電池の性能は落ちる」ということは今のスマホにはないらしいです。なのでいつも充電池量を気にかけている人の行動で問題なのは、ちょくちょく継ぎ足し充電をすることではなく、ちょくちょく継ぎ足し充電をすることによって「満充電に近い状態を長時間保ってしまうこと」のようです。

継ぎ足し充電は問題ないのですから、充電池量が20%になったら50〜70%ぐらいにまで充電する、みたいな感覚でバッテリーと付き合うとちょうど良さそうです。

2.保存温度が高いほど劣化する

そして2つ目のタブーは「高温」です。これは充電中の温度だけの問題ではありません。保存している時、つまり普段使用している時の温度も、充電池の性能に影響を与えるそうです。

つまり、たとえば車のダッシュボードみたいな高温になる場所に置いておくとか、そうでなくても真夏の車内に放置しておくのも、冬場に部屋のヒーターの上にポンと置いておくのも、充電池の性能を劣化させてしまう要因になるということです。もちろん「充電しながらゲームアプリを使っていたら、本体がすごく熱くなった」という時なんかは、充電池の性能にダイレクトに影響を及ぼすでしょう。

具体的には次のような違いがあるそうです。(参考:12. メモリー効果と継足し充電|株式会社ベイサン)

  • 満充電で、45度の環境下で保存すると、半年後には電池の容量が60%程度の容量レベルにまで劣化することがある
  • 充電量30%以下で、15度以下の環境下で保存すると、一年後でもわずか数%程度の容量劣化で済む

「満充電で、夏場に外出する」だけでも、そこそこ容量劣化に影響がありそうなのが分かりますね。それでも充電量を少し抑えておけば、劣化の程度は少なめに抑えられるようです。

おわりに

「満充電に近い状態」「保存温度が高い状態」、これはまさにコンセントにつないで使っているノートパソコンの環境そのものです。そりゃノートパソコンのバッテリーがすぐ使い物にならなくなるのも納得ですね。次にノートパソコンを買ったら、自宅では電池パックを外して使おうと思いました。保管しておく電池パックも、満充電ではなく数十%程度の充電量にしておき、そして涼しい場所に。

そしてiPhoneも、継ぎ足し充電は問題ないということを知ったので、とりあえず50%程度の充電量を目安に維持していこうと思います。温度の面でも、日常の中で何気なく、たとえば電源の入ったパソコンの上に置いたり、車のダッシュボードもそうだけどエアコンの温風が当たるようなところにポンと置いたりしてしまうことも、気をつけないといけないですね。

ということで、新しいiPhone6となるべく長い付き合いをしたいと思って調べて分かった、充電池を長持ちさせるためのコツについての記事でした。
以上です。
ではまた。

 

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